1992-05-28 第123回国会 参議院 法務委員会 第11号
私どもといたしましては、そういう問題について常に関心を持っていかなければならないというふうに考えておりますが、午前中も御説明申し上げましたように、現在法制審議会の民事訴訟法部会におきまして、国民に利用しやすい民事裁判の実現という観点から、民事訴訟手続全般について見直しの検討がされておる中で、そういった問題についても改正を検討する必要があるかどうかということについて広く意見を聞くための検討事項の公表を
私どもといたしましては、そういう問題について常に関心を持っていかなければならないというふうに考えておりますが、午前中も御説明申し上げましたように、現在法制審議会の民事訴訟法部会におきまして、国民に利用しやすい民事裁判の実現という観点から、民事訴訟手続全般について見直しの検討がされておる中で、そういった問題についても改正を検討する必要があるかどうかということについて広く意見を聞くための検討事項の公表を
この意見を求めているのは民事訴訟費用だけじゃなくて民事訴訟手続全般に関する膨大な意見を求めていると思いますので、分離して、民事訴訟費用だけについてでも切り離して審議を進めていくような方向もあるのかどうなのか、今後の見通しについてお聞かせ願いたい。 〔鈴木(俊)委員長代理退席、委員長着席〕
しかしながら、私どもの希望といたしましては、民事訴訟手続全般につきましてはできるだけまとめてやりたい、つまりその際に実は民訴法全体の口語化を考えているわけでございますけれども、そういう観点から見ますと判決手続の部分について一部改正というのは余り好ましいことではないのではないかなという感じは持っています。
○濱崎政府委員 法制審議会の民事訴訟法部会におきましては、民事訴訟手続全般にわたりまして見直しすべき点があれば見直すということで、平成二年七月から審議を初めておられるわけでございまして、昨年末にこれまでの審議経過に基づいて「民事訴訟手続に関する検討事項」というものを事務当局の方で取りまとめて公表して、それに基づいて意見照会、アンケートをしているというふうに承知しております。
私も、大きな訴訟手続全般の流れは、現行法の建前よりはもっと諸外国の立法が既に実現しておりますように弾力化し個別化し、むしろ審理の実質を確保するように進んでいくべきであろうと思いますし、その点では将来民事訴訟手続全般もやがて見直しをしないことには、先ほど私述べましたように今日本の裁判は日本だけの問題ではなくなりまして、国際交流が激しくなってまいりますと、法的な交流の一環として諸外国からもいろいろと違いが
同審議会は民事訴訟法部会を設けて審議を始めたのでありますが、民事訴訟法部会は爾来二十七年一月に至るまで前後七回にわたる審議を続け、多くの問題のうち大部分につきましては一応の結論に近づくことができたのでありますが、最も重要で民事訴訟手続全般に関する影響の大きい上告制度の改正については、意見がわかれたまま容易に結論を得ることができず、審議は事実上停頓するのやむなきに至つたのであります。
政府は、最高裁判所における民事上告事件の審判の特例に関する法律が臨時特例法として制定された趣旨に鑑み、かねてから法制審議会に諮問して民事訴訟手続全般特に上訴制度の改正について検討を加えて来たのでありますが、上訴制度の改正は、裁判所の機構とも密接に関連いたしますので、この見地からも問題を検討する必要があるものと認めまして、昨年二月更に法制審議会に対し裁判所の制度の改善に関し新たに諮問を発し、民事訴訟法
政府は、最高裁判所における民事上告事件の審判の特例に関する法律が臨時特例法として制定された趣旨にかんがみ、かねてから法制審議会に諮問して民事訴訟手続全般特に上訴制度の改正について検討を加えて来たのでありますが、上訴制度の改正は、裁判所の機構とも密接に関連いたしますので、この見地からも問題を検討する必要があるものと認めまして、昨年二月さらに法制審議会に対し裁判所の制度の改善に関し新たに諮問を発し、民事訴訟法